2016年6月20日月曜日

知ってました?10速世代も使用可能な「SLR-EV」ブレーキの実力とは


握力の弱い女性、長い峠道を下り続けるシチュエーションにオススメの「SLR-EV」とは?


今月の湘南藤沢店はオーバーホールのご依頼が他の月に比べても多いです。そんなご依頼内容を改めてチェックすると、「ブレーキ交換」を同時に行う方が多かったんです!

SHIMANO最新モデルのブレーキ(BR-9000/BR-6800/BR-5800)は「SLR-EV」というテクノロジーが投入されています。具体的には「本体の構造変更」「指定推奨ワイヤーの変更」が行われました。

11速システム用としてラインナップされているこのSLR-EVブレーキ。実は「10速システム※1でも使用可能だってご存知でした?互換性チャートでは掲載されておりませんが、シマノに確認した所、10速システム※1のSTIレバーと、SLR-EVブレーキキャリパーは互換性がある!との回答をもらっています。

※1 ここでいう10速システムは7900シリーズ/6700シリーズ/5700シリーズを指します。それ以前の10速システム、他社レバーについては互換性を保証しておりません。詳しくは店頭でスタッフにご確認ください。

ブレーキ本体の違いを写真でチェック


ちょうど、今もオーバーホール中にブレーキ交換依頼があったので違いを見て見ましょう。上の写真は10速システムのブレーキBR-6700です。ブレーキ本体は3つのパーツから構成されています。
ちなみにこのブレーキには「NEW SUPER SLR」という名称のテクノロジーが投入されています。


SLR-EV世代のBR-6800。シルエットが変わりましたね。本体は4つのパーツから構成されるようになりました。そして、ブレーキの動作を滑らかにする「コロ」がブレーキ内部に入っているのがミソです。この構造変更によってブレーキ自体の動作抵抗を減らすことに成功しました。

 SLR-EVでは「ポリマーコーティングワイヤー」が使える!


もう一つ、SLR-EVには革新的なアップグレードがありました。それは「ワイヤー」皆様ご存知の通り、ブレーキを操作するSTIレバーとブレーキキャリパーはワイヤーによって繋がっています。そして、ワイヤーを保護する為の「ブレーキアウターケーブル(黒や白など被覆されたコード)」がワイヤーを覆っています。 ワイヤーとアウターケーブルは、ブレーキを動作した際にお互いが擦れて抵抗を生みます。ほんのわずかなものですが、これこそが「ブレーキの動作が重くなる原因」です!

そこで、SLR-EVには「ポリマーコーティングワイヤー」という新製品が投入されました。ワイヤーの外側にポリマー素材の繊維をまきつけるような構造をとることによって、通常のワイヤーに比べて劇的に抵抗を減らすことに成功しました!

SLR-EVブレーキにアップグレードしてみよう!
その際はポリマーコーティングワイヤーを使用しましょう。

話のまとめです。
1.タッチの軽い「SLR-EV」ブレーキは10速システムに使用可能。
2.SLR-EVは構造変更によって、ブレーキの動作抵抗を減らした。
3.ポリマーコーティングワイヤーで更に抵抗を減らすことが出来る。

という大きなメリットによって、女性の方で「ロードバイクのブレーキが辛い」というお悩みを解消できますし、ハードな環境でブレーキをし続けることがあるサイクリストにもオススメできるアイテムです!更に、ちばサイクルではポリマーコーティング施工を承った際、「アウターケーブルの末端研磨」「ケーブル長の最適化」など、さらに抵抗をへらすための工夫を施して納品しております!

ブレーキ周りに悩みを抱えていた方は、一度スタッフまでご相談ください!ブレーキタッチの違いに目を見張るほどの違いを感じていただけると思いますよ!

SLR-EVブレーキ(前後セット)
BR-9000(Dura-Ace):34,999円
BR-6800(ULTEGRA):14,335円

ポリマーコーティングワイヤー施工(材料費+工賃)
1系統:3,780円

※実際の施工の際には別途費用が掛かる場合がございます。事前見積もりできますので施工前にご確認ください。